琴與佐助お琴と佐助(1961)的劇情介紹
谷崎潤一郎の「春琴抄」の三度目の映畫化。「みだれ髪」の衣笠貞之助が腳色・監督、「女は二度生まれる」の村井博が撮影した。
スタッフ
監督衣笠貞之助
製作永田雅一
原作谷崎潤一郎
腳色衣笠貞之助
企畫土井逸雄
撮影村井博
音楽斎藤一郎
美術柴田篤二
録音西井憲一
スチル宮崎忠男
照明泉正蔵
キャスト
お琴山本富士子
佐助本郷功次郎
安左衛門花布辰男
おしげ賀原夏子
お良長谷川季子
新助三津田健
利太郎川崎敬三
千吉潮萬太郎
春松検校中村伸郎
由造春本富士夫
幸治花野富夫
善助中條靜夫
平七森矢雄二
定七仲村隆
お徳町田博子
お種橘公子
お咲田中三津子
お才三浦友子
おしま水木麗子
娘一藤野千佳子
娘二山中和子
娘三北見洋子
市蔵見明凡太朗
ことみ三保まりこ
友達A早川雄三
友達B磯貝昇
友達C竹村南海児
友達D井上信彥
友達E山中雄二
友達F石井竜一
芸妓一市田ひろみ
芸妓二種井信子
芸妓三近江輝子
芸妓四加治夏子
芸妓五花井弘子
醫者丸山修
娘A園敦子
娘B小笠原まり子
大阪道修町の薬問屋に生れた鵙屋春琴は両親の寵愛を一身に集めていたが九歳の時失明した。琴三絃の道を志したが、その道でも優れた才能を見せ十五歳になると同門で彼女に比肩する者がいなくなった。師匠の春松検校の家までの道を春琴は丁種の佐助に手をひかれて通った。佐助は彼女より四つ年上で十三の時から奉公に上っていた。検校の家で春琴を待つ間、春琴の習っている音曲を覚え、小遣銭を貯めて古い三味線を買い仲間が寝靜まった後で獨り稽古を始めた。その熱意が認められ、気難しい春琴の遊び相手を勤める意味もあって佐助は春琴から三味線を教わることになった。鵙屋の夫婦は、改めて佐助を春松検校の門に入れた。それから一年春琴は妊娠した。春琴は頑として相手の名をいわなかった。間もなくその子は他所へ貰い子に出された。夫婦は、春琴のあたりまえの結婚は難しいと知って、気心の知れた佐助を春琴の婿にしようと思った。だが、春琴は一言のもとにその話をはねつけた。雇人の佐助などとんでもないというのである。そんなうちに、春松検校が死去したため春琴は獨立した。當時、春琴は琴も三味線も大阪第一流の名手になっていたが、その傲慢さと稽古の凄まじさのため弟子の數も少く、中には撥で眉間を破られる者もあった。そうした者の意趣晴らしか、或いは春琴と佐助の仲を妬んだ者の悪戯か、或る夜ひそかに忍びこんで、春琴の顔に熱湯を浴びせた者があった。呻き聲に佐助が春琴の寝床にかけ寄ると、春琴は淺ましく変った顔をかくして見せようとしなかった。やがて傷も治り、繃帯を除らねばならぬ時がくると、春琴は顔をみられたくないと泣いた。春琴を愛する佐助は、縫針で自分の眼をつぶした。春琴はその感動に佐助の自分に対する愛情を知った。初めて同じ世界に住むことになった二人はその幸せに相擁して泣くのだった。
スタッフ
監督衣笠貞之助
製作永田雅一
原作谷崎潤一郎
腳色衣笠貞之助
企畫土井逸雄
撮影村井博
音楽斎藤一郎
美術柴田篤二
録音西井憲一
スチル宮崎忠男
照明泉正蔵
キャスト
お琴山本富士子
佐助本郷功次郎
安左衛門花布辰男
おしげ賀原夏子
お良長谷川季子
新助三津田健
利太郎川崎敬三
千吉潮萬太郎
春松検校中村伸郎
由造春本富士夫
幸治花野富夫
善助中條靜夫
平七森矢雄二
定七仲村隆
お徳町田博子
お種橘公子
お咲田中三津子
お才三浦友子
おしま水木麗子
娘一藤野千佳子
娘二山中和子
娘三北見洋子
市蔵見明凡太朗
ことみ三保まりこ
友達A早川雄三
友達B磯貝昇
友達C竹村南海児
友達D井上信彥
友達E山中雄二
友達F石井竜一
芸妓一市田ひろみ
芸妓二種井信子
芸妓三近江輝子
芸妓四加治夏子
芸妓五花井弘子
醫者丸山修
娘A園敦子
娘B小笠原まり子
大阪道修町の薬問屋に生れた鵙屋春琴は両親の寵愛を一身に集めていたが九歳の時失明した。琴三絃の道を志したが、その道でも優れた才能を見せ十五歳になると同門で彼女に比肩する者がいなくなった。師匠の春松検校の家までの道を春琴は丁種の佐助に手をひかれて通った。佐助は彼女より四つ年上で十三の時から奉公に上っていた。検校の家で春琴を待つ間、春琴の習っている音曲を覚え、小遣銭を貯めて古い三味線を買い仲間が寝靜まった後で獨り稽古を始めた。その熱意が認められ、気難しい春琴の遊び相手を勤める意味もあって佐助は春琴から三味線を教わることになった。鵙屋の夫婦は、改めて佐助を春松検校の門に入れた。それから一年春琴は妊娠した。春琴は頑として相手の名をいわなかった。間もなくその子は他所へ貰い子に出された。夫婦は、春琴のあたりまえの結婚は難しいと知って、気心の知れた佐助を春琴の婿にしようと思った。だが、春琴は一言のもとにその話をはねつけた。雇人の佐助などとんでもないというのである。そんなうちに、春松検校が死去したため春琴は獨立した。當時、春琴は琴も三味線も大阪第一流の名手になっていたが、その傲慢さと稽古の凄まじさのため弟子の數も少く、中には撥で眉間を破られる者もあった。そうした者の意趣晴らしか、或いは春琴と佐助の仲を妬んだ者の悪戯か、或る夜ひそかに忍びこんで、春琴の顔に熱湯を浴びせた者があった。呻き聲に佐助が春琴の寝床にかけ寄ると、春琴は淺ましく変った顔をかくして見せようとしなかった。やがて傷も治り、繃帯を除らねばならぬ時がくると、春琴は顔をみられたくないと泣いた。春琴を愛する佐助は、縫針で自分の眼をつぶした。春琴はその感動に佐助の自分に対する愛情を知った。初めて同じ世界に住むことになった二人はその幸せに相擁して泣くのだった。
琴與佐助お琴と佐助(1961)的影評
自壓(源見圖)
製作 ................ 永田雅一企畫 ................ 土井逸雄監督 ................ 衣笠貞之助腳本 ................ 衣笠貞之助原作 ........... ...
無字幕版,cp感不強……
三分愛意,七分癡念。
中文字幕:https://subhd.tv/a/570722
你好,還可以補檔嗎?
衣笠貞之助後期與山本富士子合作的電影,部部都是色彩絢爛,構圖精美的賞心悅目之作。本次改編極大削弱了原著中春琴乖戾暴躁的一面,溫婉大氣的山本賦予角色更多的溫柔氣質,使得這個原本SM屬性極強的奇情虐戀故事變得溫和哀婉了許多。原著中沒有交代的兇手身份也被改為是富家公子雇兇所為(反倒不喜這樣的改動)。雖然改動頗多,但在整體氣韻上還是符合原著味道的古典佳作。